Posted on 10月 10, 2020
妻出産なので会社休みます
男性の育児休暇の取得義務化の検討が遽に話題になっています。
タイムリーにも、今回我がパートナーは、転職に伴う有給消化で、出産からおよそ一ヶ月半フルで家にコミットできることになりました。振り返れば本当に助けられた産褥期。男性の育休取得、是非進んでほしいと言う思いを込めて、いくつかのエピソードのご紹介◎
これからパートナーが出産を控えている方、そんな人を部下に持つ管理職の方にヒントになれば幸いです◎
作戦その① とにかく共に起きる
我がパートナー
(☆話変わりますが、
最近、話題のYouTube「貴ちゃんねるず」にハマってます。アメリカで使っていたテレビを持って帰ってきているので規格が合わず日本の地上波を見れない我が家、もっぱらテレビはNetflixやAmazon Primeだけで、だいぶ日本の「バラエティ番組」からはご無沙汰していたのですが、「貴ちゃんねるず」を見て久しぶりに面白い日本のバラエティ番組を楽しんでいます。そして、この番組の演出として登場するマッコイ斎藤氏を初めて知ったのですが、我がパートナーと、名前、体型、世代、丸み、童顔フェイスといった点で私の中でかなりシンクロ。結果的にマッコイ斎藤のファンになりました。愛の不時着のリジョンヒョク氏に続いて今年の私の中での顔となっています。というわけで(?)便宜上以下夫をマッコイと呼びたいと思います❤︎
☆閑話休題)
は、第一子のときも、第二子のときも、夜中の授乳時には起きませんでした。彼曰く、泣き声が聞こえない、、、と。
いやいや、それ、ほんと、危機感というかセンサーを立てるかどうかの問題だからーーーー!怒
というわけで、今回これまでの反省からか?!、うちのマッコイは、産後一ヶ月の最も大変な夜中の授乳時にこんなことをやってくれました。
おっぱいないからやることない?!
といいつつ、夜中の授乳なんてミルクならまだしも母乳だったら男はやることないんじゃない?とおもいますか?いえいえ、そんなことありません。
うちのマッコイは「育休」プラクティスの一つとして、夜はこんなことをやってくれていました。
①起きたらまずおむつを変える。その間私は頑張って目を覚ます&水を飲んで授乳にむけた体制を整える。
(解説:お産という戦いにおける負傷兵とも言えるこの時期、わかっちゃいても赤ちゃんの泣き声が聞こえてから起き上がるまでが、本当に辛い。最初の第一歩がなかなか出来ない。ので、サクッと起きてオムツ変えるね、と言ってくれると、「私も起きなきゃ」と思い気合いも入るし、何よりも頑張ろうと思って起き上がれるのです)
②私の膝に授乳用枕が乗っかって&授乳カウントのアプリをセットしたら、Babyが運ばれてきます。右乳からスタートするのか、左乳からスタートするかも確認の上渡してくれる達人っぷり。(解説:赤ちゃんに合わせて行う授乳は、毎回両方の乳から飲んでくれるとは限りません。前回飲んでいない(飲んだ時間が短い)方から授乳をスタートしないと、おっぱいがぱんぱんになって乳腺炎になってしまうのではという恐怖に駆られます。なので、このどっちの胸から始める?という質問は結構大事でして、あげる乳の方向に赤ちゃんをセット?して渡してくれるとなんかそれだでプレシャス★に感じるのです)
③授乳中は、休憩OR元気なときは横にいて話しかけてくれる。(解説:我が家の場合、大体一回の授乳は20分。確かに赤ちゃんは可愛い。しかし20分、可愛いなという思いだけでは乗り切れません。いいかげんYahoo!ニュースも見飽きるし、動画見ると自分もこの後眠れなくなるので、横にいて話し相手になってくれるのは大変ありがたいのです)
④授乳後は、「げっぷしようか?」と聞きにのそっと現れるうちのマッコイ。これに甘んじて私はすぐにベビーを預けて眠る。そして1分でも長い睡眠時間を確保し体力回復を図る。(解説:やっとおっぱいを無事に上げ終わったと思っても、この後さらにもう一仕事=ゲップが待っています。この部分を引き受けてくれることは、特によく吐乳する我が子たちのようなBabyを相手にするときは本当にありがたいのです)
という感じでした。少なくとも一晩に何回かある授乳タイムのうち一回はこのオペレーションをやってくれました。
アピール好きの本人は、「一人じゃない感じでいいでしょー?おいらすごいでしょー♪結構良い父親じゃない?」とアピールしまくってましたが、、、たしかに救われました。心身共に。
産後は体がボロボロなんです。
毎度産んでから気づく(思い出す)のですが、産後は心身ともにボロボロ。今回はこれまでと違って無痛だったし、日本だから入院期間も長かったし、コロナ禍により面会禁止でのんびりとした入院だったにもかかわらず、私も年齢を重ねているせいかヘロヘロ。。。そもそもまともに歩けず退院後もまだまだ骨がバラバラの感触。。最初はおっぱいもでず乳首も切れるので、授乳は幸せの時間でもなんでもない。戦い後の負傷兵が、自分の怪我を顧みず仲間のさらに重篤な患者をサポートする、そんな感じです。(中国では産後1ヶ月授乳以外はとにかく横になるべしと言われてる、と香港にいたときにママ友や同僚に言われたほど。)
まして産褥期の夜中の授乳は、多い時は何度も繰り返され、辛い。
そんな時間を、一晩のうち一度でいいから一緒に過ごしてくれることで安心感が生まれ孤独感が減りました。
これは大きい。二人で起きるのは効率悪く、家族全体のアウトプットは下がってるかもしれませんが、それでも産後の不安定な気持ちの中でただそこで寄り添ってくれている安心感は大変ありがたいものでした。
もし休みをとっていなければ、翌日に響くのでそんなことやらないでいいよ、と思いますし、むしろ、起こさないようにそーっとなく赤子を連れて他の部屋に逃げ出すのですが、
この人休みだーって思うと
思いっきり甘えられます。
育休取得したって役立たずなら意味ないとの意見が朝のワイドショーで出ていたとのことですが、いやいやいやいやいやいや
夜中に一緒に起きてそばにいてくれるだけでも、産褥期のヘロヘロ母ちゃんにとってはありがたいのです。
続く