ツレが主夫になりまして

パートナーが仕事を辞めました。

第一子の出産日、陣痛中に最終面接を受けて入った会社を退社。正確にはまだしばらく従業員ステイタスは残ってるようですが。人生50年と思ってearly retireを目指していたものの、ある日の夫婦の会話で、人生100年時代だとはなしたことがキッカケで、新たなチャレンジをしてみようと思ったよう。

一方で、わたしにとって、はじめて、自分だけが外で働くという状況になったため、これはなかなか面白い体験なわけです。何回かに分けてこの体験について書きたいと思います。

今回の気づきその1.
おそるべきことに変わる自分のマインド。

これまでのわたしは、専業主婦が家にいる場合に、家のこと全てを妻に委ね、それを当然と思っている男性に対してかなり否定的な見方をしてました。専業主婦は、家のマネージャーであり、家事や育児の専任担い手でもない。当然パートナーたる旦那様は、家事育児の分担をすべきであると強く思っています。

ところが!!夫が仕事をやめたら、どうでしょう!

正直に言って仕事してないんだから家のことはもっと自分でマネージしてハンドルしてくれー”と思ってしまったのです!!!

これには自分自身でも、自分の信念主張と、ここにきて出てきた本音の乖離に驚きショックを受けました。

彼は、子の教育には無茶苦茶熱心だし、育児に関してはかなり協力的というかむしろ主力だったわけですが、それでも、やはり主夫初心者。産休育休を合わせると合計一年以上主婦歴のあるわたしからみるとまだまだひよっこ。家事能力についていえば私の力には到底及びません。

最初の一週間、二週間は、しょっ中家事育児お手伝いさんのマネージについて、質問やクレームがきて、いらいら。家のことについて夫に相談しても流されていたりして悲しかったり悔しかったりした自分の過去の経験をすっかり忘れているわけです

いつのまにか、”家のことはすべて家にいる夫がやるべき”というマインドが自分の脳内を支配してしまった結果です。

そして、このマインドが生まれた結果、なぜか、仕事にコミットする時間が増えて残業が増えました。年度末で仕事が忙しいのもあると思いますが、たぶん、それよりも、家のことをやらなくては、早く帰らなくてはという、強い危機感が減り、仕事の時間の使い方が変わったのではないかと思います。

これは、良くない。

自分が非難していた、古典的ジャパニーズサラリーマンになってる!!

この不衛生なマインドは、自分が外で稼いでいるんだから感謝しろという間違った意識、誤ったエゴが生み出しているような気がします。

そして気づいたのは、誰しもこの状況に陥りかねないということ。共働きの働く母ちゃんを続けてもうすぐ9年となるわたしですらそうなるのですから、結婚当初からパートナーが主婦/夫の方や、古典的な日本企業に努めるサラリーマンの方は同様の感覚に簡単に陥るのではないでしょうか。

とすると、いくら、育メンの広がりを目指して意見を発信しても、これは根が深い問題です。

この自分の中で芽生えかけたマインドの芽を除去する方法はなんだろうか。自分は除去することができるのだろうか。夫が主夫の間に解消すること、解決の糸口をみつけること、これはわたしの目標です。次回は、夫が仕事をやめたときの反応について書きたいと思います。ではまたー。

追記:ちなみに、現時点でぼーっといろいろ考えていたところ、結局、家族が一番だという考えを持つこと、会社に縛られないということ、なのかなと思っています。

仕事は、仕事。労力を伴うからその対価として金銭を得ることができるもの。つらくて当たり前。

家族って何も見返りを求めなくていい、安心して帰れる場所。日本の職場は、ある意味で、快適で家族みたいなところがあるけれど、ボーダーレスの世界になっていったら、そんな悠長な姿勢ではとてもじゃないけど勝ち残っていけないのが事実かと。だから会社も変わりつつあって、組織が家族のような存在になっていた日本の伝統的な世界は終わりにならざるを得ないのではないかと思う。ワークライフバランスが叫ばれだしたのも、結局は、そこじゃないかな。日本の経済力の緩やかな弱体化で、会社に余裕がなくなり、共働きが当然になり、結果的に、本当の家族に主軸を置かなくてはもたなくなっていっているのではないかな。

夫が主夫の時間が長くなるほどいろんな感情や考えが自分の中で巡っているので、この点はもう少し時間がたってから整理してかいてみたいと思います。

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