=戯言コラム=朝の5分を救ってくれる魔法の技術(NYC眉毛事情)

 

アメリカ人女性をみていると、日本人女性のように腕や足の脱毛・除毛はあんまりしていない。むしろしない方が普通のような気がする。アメリカ人の女優さんだってしていなかったし。日本人女性ほどむだ毛処理に情熱を燃やしていない気がする。ただ、あからさまに気合いが入っているのが眉毛。なぜか、眉毛だけは、きちんと整えてられていて、むだ毛がちょこちょこ生えている人はあまりみない。。。これは気になる。とっても気になる。どうやってるんだろう。

ちなみに、眉毛を処理するって面倒くさい(少なくとも私にとっては苦痛の作業)。特にワーママは朝時間がない。朝ご飯、お弁当、ひいては夕食の下準備、さらに自分の身支度等々、1分1秒を争っている中、出かける直前に、眉毛の下にプツプツむだ毛が生えていることに気づくと、発狂しそうになる。娘に急かされながら、とりあえず、必死に緊急処置をする。

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あんまりあわてると時々毛抜きで肉を挟んだり、眉毛を切りすぎたり、抜きすぎたり、失敗する。しかし、実は眉毛って顔についているので、よくみられている。自分で気づいてしまった以上処理しないわけにはいかない。見なかった振りをすると、トイレに行って鏡をみるたびその日一日凹むことになる。

でも、本当にアメリカ人は日本人のように毎朝ちゃんと手入れしているのか?そういうわけでもなさそうだ。んじゃどうやってるのだーーー?とアメリカにきたばかりのときから疑問に思っていたことが解決したのは、ある日エステサロンにいったときのこと。

エステで順番待ちをしていたときにふと横を見ると、女性たちが美容院の椅子のようなのにゆったりとすわっており、そんな女性の顔の上を、インド系の女性たちが糸をはわしていた。一瞬、???と思いましたが、おおこれかっ!と納得。これが、アメリカ人の眉毛の秘密だっ!と。20150531_011750784_iOS

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これは”Threading”という脱毛方法で、糸で、毛を一本一本絡め取るもの。Wikipedia情報によると、中央アジアやインドで昔から行われている脱毛法とのことで、最近アメリカではこれで眉毛を整えるのが流行っているらしい。たしかに、エステやヘアサロンに行くと、結構これをやっている人が多い。やってみたい衝動に駆られ、うずうずしていたものの、なかなか踏ん切りがつかなかったときに、いただいた友人の一言。「楽になっていいよ」。

ならばやらないわけにはいかない。というわけでやってみた。

感想。

すばらしい。なにがすばらしいって①安い、②早い、③きれい、④意外と長持ち、⑤いつでもどこでもできる、という点。

①安い:大体チップ込みで10ドル以下。お昼を一回我慢すれば捻出可能。

②早い:ものの5分で終了。

③きれい:毛抜きでは取り切れない毛の残骸まできれいにとれる。

④意外と長持ち:2週間くらいは、時々フォローするだけでいける。

⑤いつでもどこでもできる:Threadingをやっている店はそこら中にある。ふらっと立ち寄り、5分でやって出る、ということが可能。ちなみに、yelpという口コミサイトで、NYC/Threadingで検索すると2620軒ヒット。

ただ、注意すべきは、けっこう痛いということ。「うっ」という痛みは走る。しかも終わった後しばらくひりひりする。ので、この点要注意。

私がいない間に日本で流行っていたりしないかなあと思い、念のため、日本語でスレッディングと検索しても、あまりヒットしない。ということは、やっぱり二年前と状況はあまりかわらず、日本ではあんまり流行っていないんじゃないかな。そのうち流行るか?それとも、脱毛ポイントが違う日本人の間では流行らないか?!とりあえず、会社の明るいトイレで自分の眉毛をみたときの絶望感を減らせるため、特に朝が死にそうなほど忙しいワーママにはおすすめです。

以上NYC眉毛事情でした。

 

 

 

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