=戯言コラム=美白重視はアジアだけ⁉~色黒の苦悩in香港~

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香港にきて、しばしば思うのは、ああ、日本と同じ文化圏に戻ってきちゃったな~ということ。何が、というと、美容について。

おそらく、香港だけでなく、アジア各国に対して、日本は、間違いなくカルチャー発信地になっていると思います。アメリカでは一切お目見えしなかった日本の商品、会社、あらゆるものが、香港では目に留まります。雑誌だって、そこらへんのカフェで、日本のファッション雑誌の広東語バージョンが置いてあったり。

なかでも化粧品。資生堂、カネボウをはじめとし、日本ブランド目白押し。アメリカで入手できなかった愛用コスメ(Shu Uemura)も香港では手に入ります(香港で買うと高すぎて、実際には手を出していませんが)。

そして、アメリカ生活で2年間忘れ去っていた「美白”命”」文化も、化粧品やファッションと一緒に日本から流れ込んでおります。化粧品コーナーでは、最前線に美白用の化粧水が並べられており、広告のモデルたちも美白、美白、美白。

ああああ、色黒&細かいお肌ケアが苦手なわたしは、もうがっかりです。

アメリカでは

アメリカでは、「美白」という概念になかなかお目にかからず、でした。日焼け止めもあるし、こどもたちも塗るように推奨されているけれども、種類はそんなに豊富ではなく、日焼け止めは美白を保つものではなく、あくまで「火傷ひいては皮膚癌を防止するもの」!!

夏に日傘をさしている人なんて、ほぼいない。ちなみに、暑いフロリダにいったときも、日傘をさしている人は一人もみなかった。夏でも、日焼け防止のために、帽子をかぶっている人も殆どおらず。帽子はあくまでファッションの一環。

友達家族に誘われて、避暑地の別荘にいったときも、そこに来ていたゲスト(全員白人)はこぞって、少しでも日焼けをすべく日光を探して寝そべる。イタリア人の友人も太陽の方角に体の方向を都度変えて日焼け。

同僚と話をしたときも、「日焼けは健康的だよ!」と。

日本人の両親を持つ、アメリカ人の友達に、誰も、美白とか気にしてないよねーといったら、「美白を気にしてるなんて、日本、韓国、中国とかの東アジア圏だけじゃない?」と。

というわけで、ニューヨークでは完全に開き直った私。地黒なのに、がんばって色白を目指しても、得られる結果はたかが知れていて、コスパがよろしくない、と感じ、美白を追及するためにいちいち気を遣うのが、昔から面倒くさくて好きではなかった私は、ここぞとばかりに、特に気にせずに、平気で太陽の下に出ていきました。日焼け止めは「気持ち」塗る程度。笑

結果的にメラニン色素が、どんどん生成され、元来の「濃い目」の顔立ちも相まって、日本人の風貌から離れ。。。ひいては、日本食レストランで、日本語で友人と話しているのに、英語で店員さんに話しかけられるまでになっていました。

日本&香港にて

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そんなこんなんで、日本に帰ると、会う人、会う人、第一声は、「ティモン、焼けたね!!!」 化粧品コーナーでファンデーションを買おうとしても、「お客様は、お肌が薄暗くていらっしゃいますので」。。。

自分の色黒を実感させられ、一気に、見た目の相対評価が落ちた気が。香港でも、まわりを見渡すと綺麗に美白を追及した人たちばかりで、日本人なのに色黒の私は浮き気味です。すっぴんで、家の外にでると、フィリピン人のヘルパーに間違えられることも。

というわけで、香港にきて、再び、日傘を持ち、帽子をかぶりはじめた私。日焼け止めも、また、塗りはじめました。

周りに流されなきゃ、いいじゃん、と言われりゃ、そりゃそのとおりなんですが、郷に入っては郷に従え。アジアに入っては、美白を目指せ。色黒の苦悩カムバック、そんな日々です。

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